笑顔
数年前、警備員のバイトをしていた時期があった。
入社当時、不慣れな私は最初の研修期間は色々な現場を経験されられ、それこそ一軒家の新築工事にラフターが入るということで、世田谷の住宅街での交通誘導から、世田谷通りでの片側通行誘導、マンション建築現場での誘導とそれなりの現場を経験してきた。
千葉に住んでいることもあり、現場までの通勤時間を考えての現場選択をされることになる。そんな折り、千葉県緑区おゆみ野で宅地造成現場での常駐がまわってきた。勿論、入社してから二ヶ月程の自分が隊長になれる筈もなく、隊長の補佐的役目での初めての常駐現場であった。広大な土地を造成し、約130棟もの建て売り住宅が隣接する現場である。
当初、近隣住民からの要望で工事車両の出入り口を1番楽な場所からの出入りが禁止され、やむなく違うルートでの出入りとなった。期間としては半年程度の常駐であったが、近隣住民(特に登下校時の小学生)と顔見知りになり、「警備のおじさん」と呼ばれ親しまれたものである。
その時の現場を請け負っていたゼネコンの社員さんが絵の人である。ま、現場監督さんだな、早い話が(^_^;
様々な現場を担当したが、連絡先を教えてもらい、今でも連絡を取っている数少ない内の一人だ。
そんな彼も千葉の現場が終了し、現在九州にいる。千葉と九州では距離が離れていることもあって、何年も逢ってはいない。そんな時、写真を送って欲しいとお願いし、ArtRageで描いた絵をブログに掲載する了承も得て今回載せる事ができた。
彼も色々な現場を担当しているのだろう。日焼け顔が優しく写っていた。絵でも日焼けの雰囲気を出せたと思う。
写真は親戚の結婚式での1ショットらしいが、数年前と変わっていない。
お互いの都合がつけばもう一度逢って酒を交わしてみたい。
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